母子生活支援施設は、児童福祉法に定められる施設です。
母子生活支援施設とは、18歳未満の子どもを養育している母子家庭、または何らかの事情で離婚の届出ができないなどの、母子家庭に準じる家庭の女性が子どもと一緒に利用できる児童福祉施設です。児童福祉法第38条に基づき設置されています。特別な事情がある場合は入所中の子が20歳になるまで利用が可能です。
入所されたお母さんと子どもに対して、暮らしが安定し心や体がより健康になるよう、相談、支援を行います。

支援サービス内容

野菊荘では、母子の自立のために児童福祉法に基づいたさまざまな支援を行っています。支援には入所者のみなさんが受けられる支援と個別相談により受けられる支援があります。

● 相談にのります

  1. 育児、仕事、健康、今後の生活、人間関係の悩みなどについて一緒に考えます。
    また、関係機関と連携して、総合的な支援をします。
  2. 臨床心理士によるカウンセリングを受けることができます。

● 子育てを応援します

  1. 子育てが不安なお母さんには、育児の手伝いをします。
  2. 仕事の都合でお母さんの帰宅が遅くなる時や、子どもが保育園に入れないときは補完保育をします。
  3. 子どもが病気にかかったときは病後児保育をします。
  4. おけいこの機会にはお子さんの保育をし、お母さんのリフレッシュをお手伝いします。
  5. 小学生以上の子どもには、学童保育や個別支援を通してさまざまな体験の機会を提供し、子どもの成長を支援します。
  6. 中高生には学習会・交流会があります。また進路の相談にものります。

● お母さんの就職活動に協力します

  1. 仕事探しに協力します。
  2. 仕事が継続できるようお手伝いします。

● 日常生活を支援します

  1. 家事・育児で困るときにはお手伝いします。
  2. 生活費のやりくりについて相談にのります。

● たのしい行事があります

  1. 子どもの成長のため、またお母さんの
    リフレッシュのため、行事があります。

入所するには

入所については、お住まいの地域の
福祉事務所にご相談いただく必要があります。

基本理念